玉頭位取り


中飛車VS玉頭位取りの成功例

玉頭位取りは中飛車に対して最もその威力を発揮する。
その代表局を紹介する。
この手順はそのまま定跡といってよいものと思われる。

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中飛車VS玉頭位取りの成功例その2

こちらも実に玉頭位取りの快勝譜といえる。
このように、破壊力のある玉頭位取りが何故消えたのかは、
実は中飛車自体の衰退と密接な関係がある。
もともと、玉頭位取りは中飛車に対して登場した戦法であったが、
中飛車自体が居飛車穴熊の出現により、衰退し、
玉頭位取りもまた指されなくなったのである。

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四間飛車VS玉頭位取り

では、四間飛車に対してならば、玉頭位取りは有効なのだろうか。
この点については、藤井五段(当時)が結論を出していると言っても過言ではない。
本譜のように、銀を捨てて△5五歩が厳しく、あとはかじりついて、玉頭位取りを
崩壊させてしまった。
これが決定版となったわけではないだろうが、玉頭位取りは、振り飛車側に主導権を
取られやすく、あまり面白い戦法ではないといえるだろう。
また、振り飛車には居飛車穴熊が有効であるという認識が広まっていったことも
玉頭位取りの消滅に拍車をかけたといえる。

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